今回お邪魔したのは、石川県野々市市に建設中の公共建築物新築現場です!
↑巨大なクレーンが、現場の大きさを物語ってます。。
コンクリートが打設され、いよいよ防水工事が始まる場面で
屋上に足を踏み入れた理由とは…とある試験を取材するためなんです!
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防水層は、雨や雪から、快適な生活環境を守ってくれています。が、
防水層を襲う要因は、それだけではございません!
”風”も容赦なく防水層に襲いかかってきます。”(突)風”が防水層を襲い、防水層が
めくれあがってしまう事だって実際にあるのです。
台風の中、頑張って傘を差して耐えていても、握っている手の力を抜いたら
傘が飛ばされちゃいますよね? そうならないためにも、下地(=コンクリート)が
防水層を保持する力が十分かを試験する場合があるんです。
(全ての防水工事で試験が必要な訳ではございません。詳しくは…次回以降で
解説させて頂きます。。)
そこで行われるのが…『アンカー引抜試験』です!
[試験器具]
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[(試験用)アンカーのねじ込み]
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[試験器具とアンカーを固定]
※ハンドルを回し、アンカーを引上げて、かかった力を測定します。
↓
[試験結果]
試験内容は今回”はしょり”ますが、結論から言いますと、現在の躯体は
十分な防水層保持力がある、と判定されました!
(試験の詳細につきあましては、おいおいご紹介していきます…)
こういった物理的な裏付けもあり、防水層は10年以上も屋上や屋根で
快適な生活環境を守っているんです。
今回の取材にご協力頂いたのは、石川県金沢市の会員「日精工業株式会社」の
得田社長です。得田社長、ご協力ありがとうございました。
また、ホームページについてもご相談させて頂きます!
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