今回は、竣工から20年程度経過したマンションに住まわれている方、必見の内容です!
何気なく開放廊下や階段を歩いている時、ふと顔を上げると…こんな光景が目に入りませんか?
上裏(=あげうら/天井の仕上がり面です)で、塗装材が浮いたり破れたり。。
鉄筋コンクリートで造られた建物は、時間の経過と伴に、どうしても躯体(=くたい/建物の構造体、この場合鉄筋コンクリートそのもののことを差します)に細かな亀裂が生じ、そこから雨水等が入り込み、漏水が起きて、先程のような現象が発生します。
「まぁ、漏水って気味が悪いケド、生活に関わる場所でもないし、、」と、侮ることなかれっ!
この状態を放置したままでいると、時間の経過で、こんな事にっ↓
まぁ、これは剥がれそうなモルタルを事前に落とした状態なのですが…
ここまでになると…
① 鉄筋が錆びて、建物の構造耐力(=建物が外的な要因に耐える力)が損なわれる危険があります。
《参考画像=錆びた鉄筋》
②鉄筋が錆びる事で、錆びによって鉄筋が膨らみむ→
膨らんだ鉄筋が周囲のコンクリートを押し退ける→
押し退けられたコンクリートが躯体から剥がれて(!)、周囲に落下する(!!!)
《参考画像=バルコニー上裏での鉄筋曝裂》
そう、この劣化を放置する事は、大変キケンなのです!
こういう劣化に対して、当センターでは『リバンプ工法』による躯体の回復をオススメしています。
先程のように、鉄筋を剥き出したら、そこに特殊な薬品を配合したモルタルを↓
詰めて整形して↓
最後に表面を薄塗り用のモルタルで仕上げて↓
塗装で仕上げたら完成です!
「チョットチョット!鉄筋が錆びたままだったのに、そのまま埋めちゃったよ!!」と、ご心配のアナタ!
ご心配、ごもっともです。
錆びる=酸化、と考えると鉄筋の錆びを落として、周囲にアルカリ化する事で中性化を止める、というのがこれまでの常識でした。
ただ、このリバンプ工法、モルタルに加えた特殊な薬品のチカラで、イオンの働きにより【赤錆(≒体力を吸われている状態)】を【黒錆(≒丈夫な鎧に守られている状態)】に変化させてしまうのですっ!
【錆び】そのものを、敵から見方に変えてしまう魔法の『リバンプ工法』、全国で続々ご採用されています!